ウォレットを使うときに"注意"する事ってなに?
暗号通貨を取引所に置いておくのは本当に危険なの?の記事でもウォレットを使う事によるリスクを書きましたが、ウォレットを使うときに絶対にやるべき事を紹介します。
復元フレーズを記録しよう
ウォレットをインストールをして、設定を進めていくと12単語、または24単語の羅列が表示されます。
これらの単語は「復元フレーズ」と言われるもので、万が一、スマホやハードウェアウォレットを紛失・破損してしまっても自分の資産を復元する事ができます。
暗号通貨の初心者の方にありがちなミスが、「復元フレーズ」のメモを忘れてしまって、いざ大事なときに「わからない....」という状況になってしまい、資産を一生引き出せなくなるケースです。
初期設定する場合にどうしても流し読みをしがちですが、暗号通貨の世界では「自分の資産は自分で守る」事が当たり前なので、ウォレットをインストールした場合は必ず復元フレーズをメモ(保管)するようにしてください。
メモは"紙"が1番!
「復元フレーズ」や「秘密鍵」のメモをEvernoteやGoogleドライブに保存する方もいますが、これはとても危険です。
極論をお話すると、Evernote側の人間がメモの内容を見ようと思ったら見れてしまうのです。
つまり、誰にも見られずに保管できるのは「メモ帳」のような紙です。
最先端の技術と言われているのに大事な情報は紙で保管するという滑稽な話ですが、資産を管理するためにはとても大事なことです。
ウォレットから送金する際には100万円を一気に送るのではなく、送信先が正しいのかテストするために一度、少額なお金を相手に送って、無事に届いたら残りの金額を送金するようにしましょう。
丸々、100万円を違う場所に送金してしまったら戻ってくることはありませんん。
まとめ
ウォレットを使う際の注意事項をまとめます。
①「復元フレーズ」を必ずメモをしよう
②スマホやアプリで保管するのではなく、紙にメモしておこう。
③送金するときは、一度少額を送って送り先が間違ってないかテストしよう