最近、ビットコインや仮想通貨の話を聞かないけど、なんで話題に出なくなったの？
皆さんの周りでも「仮想通貨が凄い！」「ビットコインが高騰した！」など、仮想通貨やビットコインについて語っていた人が1人はいたのではないでしょうか？
メディアでもビットコインを取り上げる機会が増えて、興味が無かった人でも名前ぐらいは知っていると思います。
最近はその名前すら聞くことが無くなってきましたが、ビットコインやその他の仮想通貨が消滅したわけじゃありません。
なぜ、ビットコインが騒がれていたの？
皆さんの友達や上司、著名人がビットコインを熱弁していた裏では、こんな本音があったと思います。
新たな通貨として利便性を期待されていることは今でも変わりませんが、値上がりを期待した投資・投機対象として見られていたことが大きな話題を呼んでいたことは間違いないでしょう。
前回の記事でビットコインの価格が決まる要素をお伝えしたようにポジティブなニュースがあれば、価格は上がりやすい傾向にあり、ハッキングや法規制などネガティブな要素があると価格は下がっていく傾向を見せます。
ビットコインの価格推移
このチャートはビットコインの価格を約1年前までさかのぼったものです。
2017年の12月には1BTC（ビットコイン / ビーティーシー）あたり約210万円と、最高価格を叩き出しました。
現在は1BTCが約70万円なので、約1年間で140万円の価格差がひらいたことになります。
価格がどんどん上昇していた2017年11月付近では、テレビのCMで「みんなもビットコイン買いましょう！」みたいな宣伝が流れていました。
みなさんが"仮想通貨の話題を頻繁に聞いていたとき"は、人々がビットコインを始めとする仮想通貨に期待を表していた時期と重なっているのです。
話題に上がるのはポジティブなニュースばかりではありません。
日本の仮想通貨取引所（日本円と仮想通貨を交換する場所）のコインチェックやZaifでは、仮想通貨の盗難事件があり、メディアがそれを大いに取り上げたことでテレビ、新聞などでも頻繁に仮想通貨の話題を聞くようになりました。
なぜ、最近は仮想通貨の話題を聞かないの？
前述した通り、ビットコインは消滅したわけではありません。
こうして記事を読んでいるときにも取引が行われて価格は動いています。
メディアで仮想通貨の話を聞かなくなったのは、「期待や不安を煽るような大きいニュースが特にない」からだと思ってください。
実際に、現在1BTCの価格が約70万円前後で続いているのも、それほど大きいニュースがなく、積極的に取引をする相場ではないと判断をされている方が多いからだと思います。
まとめ
・ビットコインや仮想通貨は消滅したわけじゃなく、テレビで報道するような大きなニュースが特にない。
・ビットコインが過去最高価格を叩き出した時期にCMや広告が出稿され、人々の目につくようになった。
・今現在もビットコインは取引をされていて、価格は動いている。
